エンジニアへの転職を目指すのならプログラミングスキルは必須です。
最近は独学でプログラミングスキルを身に付けようとする人も増えていますが、独学で高いレベルに到達できる人は一握りではないでしょうか。独学だとどうしても途中で挫折しやすいのがネックです。
プログラミングスキルを身に着けたいと悩んでいる方は、スクールに通って基礎的な部分から始めて、正確なプログラミングスキルを身に付けるのが効率的です。
この記事では今人気のプログラミングスクール、「テックキャンプ(エンジニア転職)」についてお伝えします。
テックキャンプ(エンジニア転職)とは
公式サイトによると、テックキャンプ(エンジニア転職)とは、プログラミング未経験のレベルから、プロのエンジニアとして活躍できるスキルを身に付けるための短期集中型プログラムとのことです。
「未経験でもエンジニアを目指せる」というようなことはどこのスクールも謳い文句として掲げていますが、テックキャンプ(エンジニア転職)の場合、99%という驚異的な転職成功率という実績があるため、この文言は決して大袈裟ではないと考えられます。しかも、ごく短期間でプロのレベルに到達するためにカリキュラムが構築されているところも特筆すべき点です。
未経験から99%の受講生が転職に成功
テックキャンプ(エンジニア転職)は、未経験から99%の受講生が転職に成功している実績のあるプログラミングスクールです。2016年にスタートしたばかりのプログラムですが、実績を着々と積み重ねており、2020年3月時点で、プログラミング未経験、もしくはIT以外の業界から、エンジニアとして転職に成功した人は1000人以上に上っています。テックキャンプ(エンジニア転職)のプログラムを最後までやり切ることができれば、ほぼ確実にプロのエンジニアになれるのではないでしょうか。
テックキャンプ(エンジニア転職)の内容
では、テックキャンプ(エンジニア転職)ではどんなふうにプログラミングスキルを身に付けていくのでしょうか。テックキャンプ(エンジニア転職)には、10週間という学習期間の短期集中スタイルと、6か月間の夜間・休日スタイルの2種類のコースが用意されています。
ここでは短期集中スタイルの内容を見てみましょう。最初の2週間でHTMLなどの基礎から学び、次の4週間は応用編としてアプリケーションの開発からリリースまでを学びます。そして、最後の4週間は発展編として、チーム開発に携わり有名アプリケーションのクローンを作成するという内容です。
転職かフリーランスか
また、目指すキャリアによって、転職コースとフリーランスコースの2種類があり、どちらも学習内容自体は同じであるものの、講座修了後の進路が異なります。転職コースは同社の転職サポート付きで、限定求人を含め350社以上もの求人リストから希望の企業への転職を目指すという内容です。
フリーランスコースは、文字通りフリーランスや副業として働きたい方のためのコースです。最初は案件を獲得するためのサポートを受けられますが、案件は基本的に自分の力で獲得することを想定しています。
公式サイトには、フリーランスを希望する方も、まずは実務経験を積んで実績を作ることが重要なので、いきなりフリーランスを目指すよりもどこかに就職した方がよいとのアドバイスがあります。また、転職コースでスタートしてから途中でフリーランスコースに変更することは可能ですが、フリーランスコースでスタートしたのに転職コースに途中で変更することはできません。それを考えると、最初は転職コースを選ぶのが無難です。
プログラミングスキルを学ぶのに理想的な学習環境
テックキャンプ(エンジニア転職)は、公式サイトにも「最高の学習環境」と掲げているように、確かにプログラミングスキルを身に付けるのに理想的な学習環境が整っています。
短期間でプロレベルを目指すため生易しくはありませんが、厳しい環境でも脱落しないように専属のコーチが付いてくれます。わからないことをいつでも質問できるだけでなく、挫折しそうになった時に相談に乗ってくれるありがたい存在です。
なお、オンラインでの受講も可能ですが、テックキャンプ(エンジニア転職)は基本的には教室に通学して学ぶスタイルです。教室があるのは東京、大阪、名古屋、福岡の4都市だけなので、それ以外の地域の方にとって通学で学ぶのは難しいですが、通学できる環境にある方にとってはオンラインよりもおすすめです。教室は朝早くから夜遅くまで利用できるため、ライフスタイルに合わせて自分の最大限の努力ができるようになっています。
エンジニア転職が無理なら受講料を返金してくれる
テックキャンプ(エンジニア転職)には返金制度があります。全額返金してもらうにはいくつかの条件をクリアしなければなりませんが、しっかり勉強して転職活動にも全力で取り組んだのにそれでも転職できなければ、返金してくれるので安心です。
また、転職できない時の返金制度とは別に、無条件で全額返金してもらえる制度もあります。受講を始めてから2週間以内なら誰でも返金OKです。入学前にカウンセリングがありそこで丁寧に説明してくれるため、みなさん覚悟を持ってスタートしているはずですが、いざという時に返金してもらえると思えば安心でしょう。実際、1~2割程度の人は「思っていたの何か違った」や「学習ペースがキツすぎる」などの理由で、始まって2週間以内に脱落するそうです。そんな人たちも返金制度があるため、テックキャンプ(エンジニア転職)には不満を抱いていません。
テックキャンプ(エンジニア転職)を受けるのに必要な受講料
テックキャンプ(エンジニア転職)は、短期間でプロのエンジニアを目指せる充実のカリキュラムのため、受講料は決して安くありません。短期集中スタイルは10週間の学習期間と先ほど説明しましたが、10週間の受講料は648,000円にも上ります(税抜価格)。10週間で税込み70万円以上という金額を高く感じる方もいるでしょうが、この短い期間に600時間もの学習時間が予定されています。時間単位で考えると決して高すぎる料金設定とは言えないでしょう。
それよりも、10週間で600時間もの大量の時間を勉強に充てなければならないわけですから、それをやり抜くことができるのか自分に覚悟を問うのが先ではないでしょうか。1週間当たり60時間もプログラミングの勉強に費やす計算です。休みなくやっても1日8時間では足りない時間数ですから、かなりハードなカリキュラムであることがおわかりいただけるでしょう。
夜間・休日スタイルは、短期集中スタイルより受講料が高く、848,000円です(税抜価格)。半年間にわたって平日の19~22時、および休日の11~22時の間、自由に教室が使えます。短期集中スタイルよりもペースはゆるいですが、600時間という学習時間は同じなので、1か月当たり100時間です。こちらも決して楽なカリキュラムではありません。未経験からエンジニアのプロになるわけですから、これぐらいハードな勉強が必要だということです。
本気でエンジニアを目指すならテックキャンプ(エンジニア転職)はおすすめ
テックキャンプ(エンジニア転職)の概要について見てきました。かなりぎっしり詰まったスケジュールなので、生半可な気持ちではついていけない可能性が高いです。
それだけに、本気でプロのエンジニアになって転職したいと強く思っている人にとっては、おすすめのプログラミングスクールと言えるでしょう。
(2020年現在)