【ユニフレーム山ケトル】キャンパーから人気の理由~キャンプケトルとの違い~

ユニフレーム(UNIFLAME)は、金物で有名な新潟県燕市の国産アウトドアメーカーです。

職人仕上げの高い品質と実用性を兼ね備えた商品を、手に取りやすい価格で提供しており、10年以上にわたって愛されているロングセラー商品もたくさんあります。

そんなユニフレーム(UNIFLAME)から販売されている中でも、高い人気を誇っている商品の一つが「山ケトル」になります。

この記事では、登山にもキャンプにも使える「ユニフレーム 山ケトル」をご紹介します。

目次

キャンプケトルと山ケトルの違いは?

キャンプケトルは、焚き火で使用することを想定されて作られているものが多く、以下のような特徴があります。

【キャンプケトル特徴】
・本体が縦長になっている
・ステンレスなど、熱に強い素材で作られている
・持ち運びよりも、デザイン性や使い心地重視
・焚き火の灰が 舞って注ぎ口から混入しないよう、注ぎ口にもフタが付いているタイプもある

一方、山ケトルは、登山で重宝するケトルを想定して生まれた経緯があります。

キャンプケトルと違うのは、使い心地よりも持ち運びやすさを重視して作られている点です。

登山の際は荷物を背負って移動するため、できるだけ軽く、コンパクトであることが求められるからです。

とはいえ、山ケトルをキャンプケトルとして使用することも可能です。

ただし、注意する点が一つあります。

フタのツマミに一部樹脂が使われているため、焚き火(直火)ではキャンプケトルのように強火で使用すると溶ける場合があります。

ブログなどでは直火で使用している写真を見ることがあります。

ですが、よく見ると炎がメラメラとしているような強火で使用しているようなケースはありません。

キャンプケトル(直火使用)のイメージ

このような火力で山ケトルを使うと、あっという間にフタが溶けてしまうので気を付けましょう。

キャンプで使用する場合には、コンロやバーナーを使用するか、焚き火(直火)で使用する際にはフタを外しましょう。

登山で焚き火をする人はあまりいませんので、山ケトルは持ち運びをよくするために軽量化(=アルミや樹脂の活用)されています。

使い方に注意が必要ですが、燃え盛る焚き火(直火)の上でケトルを使いたいという方以外にはオススメなのが「ユニフレーム 山ケトル」です。

ユニフレーム 山ケトルが人気の理由

引用元:UNIFLAME OUTDOOR CATALOG 2021

登山にも、キャンプにも、人気がある ユニフレーム(UNIFLAME) 山ケトルですが、オススメする理由がいくつかあります。

ユニフレーム 山ケトルの人気の理由1:軽量で持ち運びしやすい

ユニフレーム(UNIFLAME)山ケトルの本体はアルマイト加工されたアルミニウムで、ステンレス製や銅製、ホーロー製のキャンプケトルと比較すると軽量です。

小型の山ケトル700で163g、山ケトル900で186g、一番大きな山ケトル1500でも250gとなっています。

幅広で薄型、出っ張りの少ない形状となっているため、コンパクトで持ち運びに便利です。

ユニフレーム(UNIFLAME) のクッカーにぴったりスタッキングできるので、合わせて購入するのもおすすめです。

キャンプケトルにはないコンパクトさこそ、山ケトルの人気の理由と言えるでしょう。

ユニフレーム 山ケトルの人気の理由2:お湯を早く沸かせる

ユニフレーム(UNIFLAME) の山ケトルの本体は、熱伝導性の早いアルミニウム製です。

底面積が大きく、背の低い形状にすることで、底全体に効率よく火が回り、お湯を素早く沸かすことができます。

その分、必要な燃料も少なくて済み、荷物を減らしたい人にはうってつけです。

アルマイト加工が施されているため、傷や汚れに強く、お手入れしやすいのも人気のポイントです。

ユニフレーム 山ケトルの人気の理由3:こぼさず注ぐことができる

お湯を沸かすだけであればクッカーでも代用可能ですが、こぼさずに注ぐのが難しく、火傷のリスクもあります。

山ケトルの注ぎ口には小さな切れ込みが入っており、水切れがよく、垂れにくい仕様となっています。

コーヒーフィルターやカップにお湯を注ぐ際にも、安全に注ぎやすい作りです。

ユニフレーム 山ケトルの人気の理由4:ハンドルが熱くなりにくい

ユニフレーム(UNIFLAME) の山ケトルのハンドルはステンレス製で、ハンドルの根本に穴が空いているため、熱しても熱くなりにくくなっています。

見た目にもお洒落なワンポイントとなっており、ウェーブ状に加工されたハンドルは、トングで挟んで持ち上げたり、吊り下げたりする際にも安定しやすく便利なため、人気を集めています。

人数やスタッキングしやすさで選ぼう

ユニフレーム(UNIFLAME) の山ケトルは、3種類の大きさが展開されています。

700、900、1500といった数字により、満水容量が一目瞭然となっています。

どの大きさを購入すればいいか迷った時は、アウトドアの参加人数に合わせて選ぶといいでしょう。

山ケトルには専用の収納ケースも付属していますが、スタッキングして持ち運ぶ予定の方であれば、お手持ちのユニフレームのクッカーに合わせた大きさを選ぶのもおすすめです。

山ケトル700

ユニフレーム(UNIFLAME) 山ケトル700のスペックは以下の通りです。

  • 直径:約14.7cm
  • 高さ:約7.1cm
  • 満水容量:0.7リットル

ソロキャンプに最適な小型のケトルにとして人気があります。

fan5duoを持っている方はライスクッカーにぴったりスタッキング可能です。

山ケトル700の中に、コーヒー豆やフィルター、1食分の食料などを収納することもできます。

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山ケトル900

ユニフレーム(UNIFLAME) 山ケトル700のスペックは以下の通りです。

  • 直径:約16.6cm
  • 高さ:約7.6cm
  • 満水容量:0.9リットル

2〜3人での登山やキャンプで、コーヒーやスープを作るのに最適なサイズのケトルになります。

0.9リットル沸かせるわりに本体の高さが低く、収納性と実用性のバランスがいいと人気です。

fan5DXを持っている方であればライスクッカーにぴったり収納できるので、荷物もかさばりません。

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山ケトル1500

ユニフレーム(UNIFLAME) 山ケトル700のスペックは以下の通りです。

  • 直径:約16.6cm
  • 高さ:約11cm
  • 満水容量:1.5リットル

1.5リットルの水をクッカーで沸騰させるにはかなり時間がかかりますが、アルミ製の山ケトル1500なら素早く沸かせます。

4人分のカップラーメンを同時に作ることができ、ファミリーキャンプやグループキャンプで重宝するサイズ感があり、人気のアイテムです。

直径は山ケトル900と変わりませんが、高さがあることにより、やかんらしいシルエットと言えるでしょう。

fanライスクッカーDXを持っている方はスタッキングできるので、大きくてもコンパクトに持ち運ぶことができます。

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ユニフレーム(UNIFLAME) の山ケトルは登山、キャンプで大活躍

山ケトルというネーミングのため、「登山家向け」の製品と思われがちですが、ユニフレームは多くのキャンプ用品を送り出しているメーカーでもありますので、キャンパーのこともしっかりと考慮されています。

サイズラインナップはソロキャンパーからファミリーまで、幅広く対応していますので、ご自身のキャンプライフにあったモデルを選んではいかがでしょうか。

荷物が嵩張るのが嫌だ、と悩んでいる方にオススメしたい、 ユニフレーム(UNIFLAME) 山ケトルのご紹介でした。

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