ユニフレーム(UNIFLAME)は、金物で有名な新潟県燕市の国産アウトドアメーカーです。
職人仕上げの高い品質と実用性を兼ね備えた商品を、手に取りやすい価格で提供しており、10年以上にわたって愛されているロングセラー商品もたくさんあります。
そんなユニフレーム(UNIFLAME)から販売されている中でも、高い人気を誇っている商品の一つが「ダッチオーブン」になります。
この記事では、キャンプで大活躍する「ユニフレーム ダッチオーブン」をご紹介します。
ユニフレームUFダッチオーブンの特徴
ダッチオーブンは、アウトドア料理に不可欠な万能調理器具です。
炊飯はもちろん、煮物や揚げ物から焼き料理や炒め料理まで、様々な調理方法が可能なため、キャンプ料理の幅を広げてくれます。
ダッチオーブンには様々な材質があります。
蓄熱性や保温性に優れる反面、メンテナンスの手間がかかる鋳鉄製のダッチオーブンや、丈夫で錆びにくく、料理を入れたままでもにおい移りの心配がなく、扱いやすいステンレス製のダッチオーブン、熱伝導性の高い黒皮鉄板製など、材質によって、ダッチオーブンのメンテナンスのしやすさや価格も変わってきます。
数あるダッチオーブンの中でも、ユニフレームのダッチオーブンは丈夫で錆びにくく、扱いやすいのが人気の理由です。
型に入れて固めるのではなく、鉄を伸ばし、2層の皮膜で覆われた黒皮鉄板製なので、急激な温度変化や衝撃にも強いです。
使用前には、煙が出なくなるまで火にかけてクリアラッカーを焼き切ったり、油で野菜を炒めたりといった、シーズニングという準備作業が必要になります。
しかし、普段のメンテナンスは、洗剤とタワシでゴシゴシ丸洗いができ、乾いたら油を塗っておくだけと簡単なので、ダッチオーブン初心者にも人気です。
ユニフレームのダッチオーブンは足の付いていない、底が平らなタイプなので、アウトドアに限らず、キッチンのガスコンロやIHクッキングヒーターでも使えます。
ユニフレームのダッチオーブンのサイズ展開と選び方
初めてダッチオーブンを購入する方は、どのサイズを購入すればいいか、分からない方も多いのではないでしょうか。
ユニフレームUFダッチオーブンのサイズ展開は、スタンダードな3種類です。
小さめの8インチと定番の10インチ、大きめの12インチから選ぶことができます。
どの大きさのダッチオーブンを購入するか迷った時は、キャンプの人数や作りたい料理を考慮して決めるのがおすすめです。
大は小を兼ねると言いますが、ダッチオーブンの場合は必ずしも当てはまりません。
大きなサイズは重量がある分、持ち運びが大変ですし、洗いにくいといったデメリットもあります。大きすぎるダッチオーブンでは、煮込み料理の際にスープと具材のバランスが悪くなり、調理しにくい場合もあります。
実際に使用するシチュエーションに合わせたサイズを選ぶようにしましょう。
ソロキャンプでのおすすめサイズは8インチ
ソロ〜2人程度の小人数キャンプでユニフレームのダッチオーブンを使うなら、おすすめサイズは8インチです。
8インチの大きさは鍋径20.5cm、深さ9.5cmで、重量も4.2kgと軽めになっています。
炊飯する場合は1合~4合まで炊くことができます。
油に高さの欲しい、揚げ物の調理にもおすすめサイズと言えるでしょう。
煮込み料理やローストチキンといったメインディッシュを作るのには向きませんが、フライドチキンやグラタン、じゃがバターやポップコーンなど、サイドディッシュを作るのにちょうどいい大きさなので、2台目のダッチオーブン購入を考えている方にもぴったりです。
小さめのサイズはキッチンでも使いやすく、自宅使用をメインに考えている方にも、8インチはおすすめサイズと言えます。
ファミリーキャンプでのおすすめサイズは10インチ
4人程度のファミリーキャンプでの利用を検討しているなら、ユニフレームのダッチオーブンのおすすめサイズは10インチです。
最初の1台として選ぶ方が多く、ユニフレームのダッチオーブンの中でも売れ筋の定番サイズです。迷っているなら、10インチサイズを選んで正解です。
10インチの大きさは鍋径26cm、深さ11cmで、重量は5.8kgと、そこそこの重さになります。
炊飯する場合は1合~7合まで炊くことが可能で、3合ほど炊飯するのに適しています。
この大きさのダッチオーブンは様々な料理に使いやすく、小さめの丸鶏や大きめの魚がちょうど収まるおすすめサイズです。
カレーやポトフ、アクアパッツァといった煮込み料理が美味しく作れるでしょう。
大人数でのキャンプならおすすめサイズは12インチ
5人以上の大人数でグループキャンプに行く場合、ユニフレームのダッチオーブンのおすすめサイズは12インチになります。
12インチの大きさは鍋径30.5cm、深さ13cmで、重量8.8kgと重いです。
炊飯する場合は、2合~12合とたっぷり炊くことができます。
アウトドアで食べる丸鶏のローストチキンに憧れて、ダッチオーブンの購入を考えている方も多いのではないでしょうか。
12インチサイズは、丸鶏のまわりに野菜を並べる余裕のある大きさで、高さも十分あるので、肉が蓋にくっついてしまうこともなく、作りやすいです。
底の面積が広いため、キャンプでパンやピザを焼きたいという方にもおすすめサイズと言えます。
このサイズのユニフレームのダッチオーブンなら、蟹も丸ごと入るので、パエリアなど大人数で楽しめる豪快なアウトドア料理を作れます。
ダッチオーブンがあれば、本格的なキャンプ料理が簡単に!
芸能人のキャンプ動画でよく見るような、「丸鶏のローストチキン」や「無水カレー」はダッチオーブンを使って作っています。
材料を入れて煮込むだけなので、豪快に本格的なキャンプ料理、アウトドア料理を作ることができます。
ユニフレームの製品は手入れが簡単で、IHにも対応しているため、キャンプ以外でも使用することができますので、キャンプだけのために鍋を買うことに抵抗がある方にもおすすめです。