TOEIC対策にシャドーイングは有効?得られる効果と注意点を解説

「パート7が最後まで読み終われらない」「パート3・4の音声が速すぎて全くついていけない」こんな悩みを解決してくれるのがシャドーイングです。

シャドーイングとは、流れる音声に沿って同じ速さで英語を発音する学習方法です。シャドーイングは英会話のみならず、TOEIC対策にも効果があります。

本記事では以下の内容について解説します。

  • TOEIC対策にシャドーイングを取り入れることによる3つの効果
  • シャドーイングで気をつけるべきこと
  • TOEIC対策でシャドーイングを行うのにおすすめの教材

正しいシャドーイングの方法や効果、教材を知り、TOEIC難関パートであるパート3・4・7のスコアアップを目指しましょう。

なおシャドーイングと同じく効果的な学習方法としてよく挙げられるディクテーションについては、以下の記事で解説しています。

目次

TOEIC対策にシャドーイングを取り入れることによる3つの効果

TOEIC対策にシャドーイングを取り入れることによる効果は3つあります。

リスニング力が身につく

シャドーイングにより、リスニング力が身につき、パート1〜4のスコアアップにつながります。

シャドーイングでは、聞き取った音声を瞬時に理解し、自分の口で発音しなければなりません。シャドーイングを完璧に行うには、「音声知覚」と「意味理解」の2つが必要です。音声知覚とは、聞こえた音声がどのような音、アルファベットなのかを知覚することです。意味理解とは、音声知覚によって聞き取った単語がどのような意味なのか理解することです。

シャドーイングによって音声知覚と意味理解が鍛えられることにより、TOEICリスニングの問題が解けるようになります。

集中力が身につく

シャドーイングを行えば、集中力が身につきます。なぜならシャドーイングでは耳で聞いたことを瞬時に口を使って発話するからです。これらの動作には、TOEICリスニング以上の集中力を要します。

TOEICは集中力を要する試験です。試験時間は120分で、他の英語資格試験よりも長いです。また英検などの他の英語試験と比べてTOEICは、英文の量が多いです。TOEICではゆっくり考える時間はなく、120分間フル稼働で問題を解き続けなければなりません。

またリスニングの音声は一度しか放送されません。気を抜いて聞き逃してしまえば、それが命取りになります。

シャドーイングを繰り返し行うことで、集中力の欠如によるミスが減ります。

速読力が身につく

シャドーイングによって、速読力が身につきます。シャドーイングによってTOEICリスニングの音声を聞き取り、発話できるようになるということは、同じ速度で読むこともできます。

そしてこの速読力はTOEICパート7で役立ちます。TOEICパート7はTOEICで一番最後に解くパートです。時間配分を間違えたり疲れていたりして、TOEICパート7が最後まで解き終わらないという方も多いのではないでしょうか。

しかしシャドーイングで速読力と集中力が身につくので、時間配分さえ守れていれば、TOEICパート7を余裕を持って解けるようになります。

TOEICパート7は他のパートと比べて問題数が多いです。TOEIC高得点取得のためには、パート7の攻略は必須です。

関連記事:TOEICスコアは時間配分で大きく変わる!秒単位で解説

シャドーイングの際に気をつけること

シャドーイングの際に気をつけることは、2つあります。

発話するだけにならない

シャドーイングの際は、聞こえてきた音声を何も考えずに発話するだけにならないように気をつけましょう。なぜなら何も考えずに発話するだけだと「音声知覚」の学習にしかならないからです。

何も考えずに聞こえた音声を真似するだけなら、学んだことがない外国語でもできますよね。

シャドーイングの際は、音声を聞き取ると同時に、どういう意味なのかも考えるようにしましょう。

同じ文章を何度もシャドーイングする

TOEIC対策では、何度も同じ文章をシャドーイングしましょう。なぜならTOEICでは頻出表現がある程度決まっているからです。出題されやすい表現を集中的にシャドーイングすることが、スコアアップへの近道です。例えばTOEICパート1では”pile up”や”being”といった表現を含む文章を何度もシャドーイングすべきです。

英会話学習では、同じ文章を何度もシャドーイングするよりも、たくさんの文章に触れた方が良いという意見もあります。しかし傾向や対策、テクニックが存在するTOEICでは、同じ文章を繰り返しシャドーイングした方が効果的です。

関連記事:【意識するだけでスコアアップ】TOEIC必須テクニック10選

シャドーイングを学ぶならスタディサプリTOEICがおすすめ

TOEIC対策にシャドーイングを活用するならスタディサプリTOEICがおすすめです。

スタディサプリTOEICとは?

スタディサプリTOEICとは、月額2,782円〜でアプリやウェブからTOEIC対策ができる学習サービスです。テレビCMでもよく放送されているので、知っている方も多いのではないでしょうか。

スタディサプリでは、以下のコンテンツを追加料金なしで学習できます。

  • パーフェクト講義
  • パーフェクト講義(英文法編)
  • TEPPAN英単語
  • 実践問題集
  • 基礎英文法
  • 基礎英単語
  • 1分クイズ

「神授業」でおなじみ関先生の講義動画も300本以上見られます。

関連記事:スタディサプリTOEICは効果ないは嘘!効果が出る人出ない人の特徴を解説

スタディサプリTOEICなら全ての問題にシャドーイングがついている

スタディサプリTOEICは復習を大事にした学習サービスです。スタディサプリTOEICでは、問題をまとめて解いて復習ではなく、1問ごとに復習の機会が設けられています。

全ての問題にディクテーションとシャドーイングがついています。問題を解いた直後に答えを確認し、聞き取れなかったところを重点的にシャドーイングで対策できて効果的です。

録音や字幕、速度調節機能もついている

スタディサプリTOEICのシャドーイングには、便利機能がいくつもついています。まず録音機能です。発話した音声が録音されるので、自分のシャドーイングがどのくらいうまくいっているかを確認できます。わざわざスマホのボイスメモを開く必要はありません。

また字幕を表示することができます。シャドーイングは本来、字幕なしで音声だけを便りに行うものです。しかし特に英語初心者の方にとっては、音声だけでシャドーイングを行うのは難しいです。うまく聞き取れなくて挫折してしまうよりは、字幕機能を使って、字幕を見て音声を聴きながらシャドーイングを行いましょう。

またスタディサプリTOEICのシャドーイングでは、音声速度調整機能がついています。英語初心者の方はスピードを遅くできますし、慣れてくればスピードを速くできます。

普段からスタディサプリTOEICを使い速いスピードでシャドーイングを行っていれば、TOEIC本番のリスニングが聞き取りやすくなります。

スタディサプリTOEICは7日間の無料体験を行っています。シャドーイングのみならずTOEICを体系的に学習できるおすすめの教材です。興味がある方はぜひ試して見てください

まとめ

TOEIC対策におけるシャドーイングについて解説しました。シャドーイングはTOEIC対策にも役立つ学習方法です。まずは教材を揃えて、早速今日からTOEIC対策にシャドーイングを取り入れてみましょう。

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