【就活情報】大手企業が新入社員に求めるTOEICスコアとは?採用基準にしている企業の調べ方とは?

就職活動をするにあたって気になるのがTOEICのスコア。

就活していくうえでありがちですが、さまざまな噂が飛び交うため、実際のところはどうなのだろう?と疑問に思っている就活生は多いはず。

大手企業は新入社員にどのくらいのTOEICスコアを期待しているのでしょうか。

目次

新入社員に大手企業が求めているTOEICスコア

グローバル社会において、大手企業では新入社員に一定以上の英語力を求めています。

ある英会話スクールの調査によれば、日本企業の約28%が採用時にTOEICスコアを参考にしていると答えています。参考にすることがあると答えている企業は約42%にものぼります。

また、現在は採用していなくても将来的には参考にしたいと答えている企業が14%もありますから、大手企業に就職したいのならばTOEICは必須といえるでしょう。

TOEICを運営している会社によれば、大手企業が新入社員に求めるTOEICスコアは、平均600点なのだそうです。

とはいうものの、もちろん職種、企業によってばらつきはあります。また、海外赴任を希望する人にはさらに高いスコアが求められます。

企業によっては730点以上のTOEICスコアを求めているところもあります。海外で積極的にビジネス展開している企業であれば、それだけ求められる英語力も高いと考えてよいでしょう。

また、外資系企業への就職を目標としているならば、TOEICスコア800点以上は欲しいところです。

たとえば、韓国に本社を構える企業などは、一般的に日本企業よりも高いTOEICスコアを求める傾向があるようです。

外資系や海外での就職をお考えの方は、次の記事もご覧ください。

関連記事:【就活情報】海外志望の学生に必要なTOEICスコアとは?希望地域、企業による違いを解説!

希望する企業の採用基準を知る方法

就職を希望している会社がTOEICスコアを採用基準としているかどうか、基準としてTOEICを採用している場合にはどれくらいのTOEICスコアが必要なのか、どうすれば分かるのでしょうか。

就職活動を実際に始める前に知っておくことは大切です。

就職、転職サービスサイトで、キーワード検索をすると、TOEICを採用基準としている企業が分かります。検索欄に「TOEIC」と入力して検索すると、採用基準としている会社名が表示されます。

その中に自分の希望する会社、職種があるか調べることができます。また、単に企業がTOEICを採用基準としているかだけでなく、どの程度のTOEICスコアが求められているのか具体的な数字が分かります。

TOEICスコア何点から履歴書に書けるのか?

TOEICスコアを採用基準にしている企業に対しても、採用基準にしていない企業に対しても、履歴書にTOEICスコアを書いてアピールするのはよいことです。とはいうものの、あまり低いスコアを書いてもアピールにはなりませんから、どの程度ならば履歴書に書けるか知りたいところです。

新入社員ならば、一般的に求めらることが多い、600点以上は欲しいところです。転職組、中途採用ならば700点以上必要でしょう。

英語力のニーズは各業種で必要とされていますが、商社、証券会社、IT企業などでは当然英語力が必要です。また製造業においても必要となっています。電気、精密機器関係、さらには輸送機器関係の製造業、また海外事業展開している製薬会社などでもTOEICスコアが採用基準となっているケースが多いようです。

外資系企業ならば本社は海外にあり、上司が外国人の場合もありますから、英語でのコミュニケーション能力は必須です。

英語力は新卒就職だけでなく、異動や昇進にも必要とされることが少なくありません。

また、転職する際にもTOEICスコアが高いと有利になります。ただしTOEIC試験対策だけしていてもスピーキング能力やリスニング能力は伸びませんから、ネイティブとコミュニケーションをとることを目標に英語力を向上させましょう。

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