生産者から直接新鮮な食べ物がお取り寄せできると話題の「食べチョク」。
独自基準に基づき、食の安全や環境への配慮がされた食材のみが販売されていることから、安心して利用できるところも魅力のひとつです。
今回は、2020年の食べチョクアワード総合3位を受賞した「ふく成」の”ふっくら肉厚‼︎真鯛の切り身【10人前】《特殊冷凍》”を実際に注文してみました!
梱包状態や中身、調理方法など、写真付きで詳しくレポートします。
切り身ではなく、1匹(2枚卸)で取り寄せたい方は、こちらもチェック!
「ふく成」は食べチョクで人気の生産者
出典:食べチョク
ふく成は、2020年に行われた食べチョクアワードで総合3位、水産物部門では1位を受賞した生産者です。
食べチョクでは、熊本県天草市御所浦町で大切に育てた「とらふぐ」と「真鯛」を出品しています。
食べチョクのおすすめ魚介類「ふく成」の真鯛の切り身【10人前】
※当記事執筆時(2021年)では、真鯛の切り身は「5人前(5切れ)」で販売されていたため、写真などは「5人前(5切れ)」となっています。実際の商品は「10人前(10切れ)」となります。
注文から到着までは約1週間で届きました!
産地から遠くに住んでいる私のところには出荷日から3日かかりましたが、指定時間どおりに届いて、無事受け取ることができました。
外観はこのようなかんじです。「天草産」とのシールもしっかり貼られてアピールされています。
早速箱を開けてみましょう!
箱の中には商品のしおり(水色の紙)は、濡れないようにしっかり袋を分けて入れられていました。
梱包材は薄いクッションシート。シールを外して中を開けると、こんな風に切り身が整然と並んでいます。保冷剤も入っていて、いずれもカチカチに凍っています。
内容物が見やすいように、全部広げて並べてみました。
切り身一つ一つがたいへん立派、まさに「肉厚」です!!
水色の紙が入っていた袋の中には、(右から)「商品の説明(写真は、水色の紙の裏面です)」「おいしいお召し上がり方」「注意事項」が入っていました。
個人的にありがたいと思ったのは、この上の写真上部中央の「氷水解凍」(おいしいお召し上がり方)の説明。この紙の下の方には、小さく「極力、氷水解凍でお願いします。その他の他の解凍方法ですと旨みが損なわれる場合がございます。」とありました。
これは重要情報です!もしこの紙が入っていなかったら、私、冷蔵庫の庫内に放置する方法で解凍してしまうところでした。
切り身は、一切れずつが真空パック包装になっていて、裏側には賞味期限シールが貼られています。
3月29日に出荷されたこちらは、6月27日まで約3ヶ月冷凍保存できるのですね!食べたい分だけ食べたいときに解凍して、少しずつゆっくり楽しむこともできるってことです。これは便利ですね。
調理の前に、氷水解凍するのが美味しく食べるポイント!
それでは早速、氷水解凍を・・・と、あーっ!製氷皿に氷がほとんどない!昨晩カクテルを作るのに使ったあと、次の氷を作っていない・・・。
一緒に入ってきた保冷材の力を借りることにします。凍ったまま届いた保冷剤があってよかったです。
「氷水解凍」の紙の説明によると、解凍時間は「約20~30分」とあります。意外に早く解けるのですね。
ググってみたところ、冷蔵庫に放置する解凍方法よりも氷水解凍の方が、短時間で解凍できるのだそうです。さらに素材からの水分も出にくく、旨味や栄養価もしっかり保てるのだそう。へぇー。
真鯛の切り身で「ムニエル」作り
解けるまでの時間に、何を作るか考えて、材料や付け合わせを準備します。
これだけ肉厚で立派な切り身です。その見た目も活かす、ちょっとおしゃれな雰囲気の料理を作りたくなりました。
外国のサイトの写真からアイデアをもらって「ムニエル」に決定。「レモンバターソース」と合わせてみることにします。
外国の料理の写真を見ていたら、以前タヒチで滞在したリゾートホテルのレストランで食べた、美しい盛り付けの魚料理を思い出しました。その真似をして、今回は「マッシュポテト + 青菜のソテー + ムニエル」の三段重ねにしようと思います!
切り身なので下準備は楽ちん!
マッシュポテトは、薄切りにしたじゃがいもを牛乳で柔らかくなるまで煮て、マッシャ―でつぶし、多めのバターを混ぜて塩で調味します。
青菜のソテーは、水菜を食べやすく切ってバターソテーしてブラックペッパーをふりました。次にソースを作るので、水菜は小皿によせておきましょう。
ソースの材料はレモン汁、レモンの皮のすりおろし、バター。オリーブオイルは魚を焼くときに使います。
と、ここで切り身の様子を確認すると、いいかんじに解凍されたみたいです。
袋が真空パックではなくなっていますが、内部の温度が上がって空気が膨張したからかな?袋に穴が開いていたわけではないので、これで正常なのでしょう。
開封してみると、水分はほとんど出ていないというか、中に入っているシートが吸ったようで、あらためて水分を拭く必要なくそのまま調理に使える状態でした。
ふっくら肉厚!天草産「真鯛の切り身/5パック」【熊本県認証】約350g(養殖)特殊冷凍は受け取った人のことをきちんと考えて、パック詰めしてくれていると感心しました。
そして、ホントに美しい切り身です。
塩とブラックペッパーを軽くふったあと、薄力粉をたっぷりまぶしつけます。この写真の粉はまぶしすぎで、このあと、はたいて余分な粉を落としました。
オリーブオイルを入れた中火のフライパンで、焼きます。
2分ぐらいしたのち、ひっくり返します。煙が出てくるようなら火が強すぎるので弱めてください。焼き加減はお好みですが、皮までこんがりするぐらいがおいしいと思います。
レモンバターソースを作ります。水菜を炒めたフライパンを軽くふきとり、バターを溶かして、レモン汁をじゅっと加えて火を止め、レモンの皮を入れて混ぜます。
ムニエルも焼き上がりましたので、温めておいたお皿に盛りつけます。
まずマッシュポテトを敷き、その上に水菜のソテーを広げます。
その上にムニエルをのせて、周りにレモンバターソースを回しかけます。
別に凝ったことはしていませんが・・・Isn’t it beautiful? 美しいでしょう?(自画自賛)
あつあつのうちに、早速いただきました
レモンバターソースがきりりとした酸味です。バターとレモンだけですからね。かなり酸っぱいのですが、これが肉厚の鯛の甘さによくマッチしています!マッシュポテトも、ミルクとじゃがいもだけで甘めの味なので、ソースはこのぐらい酸っぱい方が、バランスいいと思います。ときどきほんのり感じる水菜のほろ苦さも、全体を引き締めていました。
シャンパンを冷やしておけばよかった、と思うお味でした。素直に、おいしかった!!
とにかく、素材がいいので、サイドや調理方法はあれこれ凝らなくてもおいしい。これが総評です。
天草産真鯛のムニエル レモンバターソース のつくり方
材料 2人分
ムニエル
- 真鯛切り身 2切れ
- 塩、プラックペッパー 適量
- 薄力粉 適量
- オリーブオイル 大さじ2
レモンバターソース
- バター 30g
- レモン汁 大さじ2
- レモンの皮のすりおろし 小さじ2
マッシュポテト
- じゃがいも 1個
- 牛乳 200ml
- バター 20g
- 塩 小さじ1/3
青菜のソテー
- 水菜 50g
- バター 5g
- ブラックペッパー 適量
作り方
- マッシュポテトを作ります。じゃがいもは皮をむいて薄切りにして鍋に入れ、牛乳を加えてときどきかき混ぜながら柔らかく煮ます。マッシャ―でよくつぶし、バターと塩を加えてよく混ぜます。
- 青菜のソテーを作ります。水菜を食べやすい長さに切り、バターを入れたフライパンで軽く炒めて、ブラックペッパーをふります。
- 魚の準備をします。鯛の切り身に軽く塩とブラックペッパーをふり、薄力粉をたっぷりまぶしたのち、はたいて余分な粉を落とします。
- ムニエルを焼きます。オリーブオイルを熱した中火のフライパンで、3を両面こんがりするまで焼きます。
- レモンバターソースを作ります。青菜のソテーを寄せたあとのフライパンを軽くふいて弱火にかけ、バターが溶けたらレモン汁とレモンの皮を加えて火を止め、よく混ぜます。
- 盛り付けます。温めたお皿に1を丸く敷き、2をのせます。その上に4を置きます。5のソースを周りにあしらってできあがり!
One More Suggestion
もしお醤油がほしいな、と思ったときには、ソースのフライパンに混ぜてしまうよりは、盛り付けのときにレモンバターソースの上から散らすようにするとよいと思います。よりエレガントでアートなかんじになるはずです。そして、食べながら2種類のソース混ぜるようにしていただくとよいです。
まとめ
今回、初めての食べチョクでの取り寄せだったこともあり、調理や試食の面ではいろいろと準備不足(氷のこと、料理に合わせる飲み物のことなど)でしたが、商品自体には大満足です!なによりもお品が高品質でしたし、包装も、同梱されていた説明も文句なしでした。
機会を見ながら今後も、他の商品もいろいろと試してみたいと思います!
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切り身ではなく、1匹(2枚卸)で取り寄せたい方は、こちらもチェック!