Readyforはクラウドファンディングではトップクラスの利用者を誇っており、安心して使えるサイトとして認知されています。案件も増えており、クラウドファンディングによって資金調達を実施している企業も多くなっています。
この記事では、Readyforについて説明します。また、Readyforを利用する際のメリットとデメリットを紹介します。これからReadyforを利用する際は、これから紹介する内容をしっかり確認しておきましょう。
Readyforとは?
Readyforは、2014年に誕生したクラウドファンディングサイトです。2011年に企業としてサービスを展開していましたが、頭角を現したのは2014年頃です。
創業者は海外のクラウドファンディングを見て、日本でも同様のサービスを提供したいと考えていました。帰国後にReadyforを立ち上げてサービスを展開する準備をしていましたが、事業譲渡によりクラウドファンディングサイトを展開できるようになり、徐々にサービスと知名度を高めていきました。
現在ではクラウドファンディングのサイトとしてサービスを提供する一方で、企業に向けてもサービスを展開しています。Readyforと提携している企業は徐々に増えており、業務提携した会社との関りによって様々な分野へ進出している会社となっています。
Readyforのメリットは?
Readyforのメリットは以下の通りです。
・参加者がどのような方法で出資するか決める
・プロジェクトのサポート体制が充実
・成功事例が豊富
これらのメリットがあります。特に参加者が出資する方法を決められるのは大きなメリットと言えます。
ここからは、Readyforのメリットについて詳しく説明します。
参加者がどのような方法で出資するか決める
Readyforは、参加者がどのような方法でクラウドファンディングを利用するか決められます。
1つは購入型と呼ばれる方法で、参加者が出資する代わりに返礼品を受け取るというものです。これは一般的なクラウドファンディングの方法として利用されていますが、目標額に到達しなかった場合でもお金を支払わなければなりません。
もう1つが成功型報酬と呼ばれる方法です。目標額に到達した場合は支払いが行われ、目標額に到達しない場合、またはプロジェクトが中止された場合は支払わずに済むという方法です。特に突然のプロジェクト中止に対応し、返金されるのが大きなメリットと言えます。
Readyforでは、この2つから参加者が好きな方法を選べます。返礼品を受け取りたいと考えているなら購入型、成功する保障がなければ成功型報酬を選択し、返金によるリスク回避も可能となっています。こうした安心感が得られるのはReadyforならではのメリットです。
プロジェクトのサポート体制が充実
Readyforでは、プロジェクトに対して専任の担当者が付くシステムを採用しています。
他のクラウドファンディングでは、並行してサポートを担当しているため、プロジェクトの問い合わせに対応できないケースがあります。しかし、Readyforでは専任の担当者がしっかりサポートをするため、問い合わせにはすぐ応じてくれるのです。
Readyforを利用して資金調達を希望する側としては、サポート体制が充実しており、安心して相談できる相手がいるというだけでも大きなメリットとなります。
成功事例が豊富
Readyforでは、高額な資金調達に成功している事例が多く存在します。
多くの成功事例を持っているReadyforでは、クラウドファンディングとしての高い信頼性を持っています。また、成功事例を実現するための宣伝や情報提供についても幅広く検討しているため、大掛かりな資金調達にも成功する可能性があります。
Readyforのデメリットは?
Readyforのデメリットとしては、ヘルプページがあまり整備されていない点です。
Readyforの使い方を説明するページは用意されているものの、このページでは画像等による説明がしっかりされていないため、1度見てもわからないケースがあります。問い合わせ等で解決する場合も多々ありますが、ヘルプだけで解決したいユーザーにとっては使いづらいサイトとなります。
また、豊富な案件を抱えているサイトですので、案件をしっかり準備しておかないと埋もれる恐れがあります。埋もれた案件には投資されない傾向が多いため、クラウドファンディングが成立しない場合もあります。
まとめ
Readyforは安心できる担当者がいるほか、参加者が安心してクラウドファンディングを利用できるというメリットを持つサイトです。その一方で、かなり多くの案件を抱えているサイトでもありますので、どのような目的でクラウドファンディングが必要なのか、明確にする必要があるでしょう。
これから利用する場合は、Readyforの利用方法をしっかり確認すると同時に、どのような案件が存在するか、簡単に確認しておくといいでしょう。その後で準備をしっかり進めれば、いいクラウドファンディングへと繋げられます。