ランサーズで仕事を始めるとき、「地雷案件に当たってしまったら、どうしよう…。」や、「クライアントとトラブルになったら、どうやって対処すれば良いのだろう?」と思いませんか?
私は、ランサーズで600以上取引をしているため、あなたが想像しているような地雷案件に何度か当たってしまったことがあります。今、冷静になって考えれば、「十分に対処できたのでは?」と思うことがあるため、ランサーズの地雷案件の具体的な見抜き方を解説していきます。
地雷案件の可能性の高いアカウントの見つけ方
「仕事をしてみたい!」という案件を見つけた際、地雷案件なのかどうかは、アカウントを見ればわかります。まずは、地雷案件の可能性の高いと思われるアカウントの見つけ方をご紹介します。
クライアントの評価が0の場合、要注意!
仕事を受ける前に、クライアントのプロフィールページにアクセスしてみましょう。プロフィールページは、次のエリアからアクセスできます。
ちなみに、上記の時点で評価が“4.8”だとチェックしておきましょう。この評価が0だと地雷案件の可能性が高くなります。ページの真ん中あたりに、評価・実績の詳細を確認できるエリアがあります。
このクライアントの実績数は、27件だとわかりますね。決して発注数は多くありませんが、少なくもありません。評価の内容も感謝の言葉がつづられており、信頼できることがわかります。
クライアントの評価が0の場合、評価の詳細が何も書かれていないため、十分に警戒しましょう。
本人確認をしていないアカウントは、要注意!
ランサーズでは、ランサーとクライアントがトラブルの防止と信頼性の向上を目的に本人確認申請を行っています。本人確認申請が完了しているということは、ランサーズ事務局が公的証明書類を本人だと認め、承認したことになります。
クライアントのプロフィールを見ると、次のように本人確認をしているかを確認できます。
ここには、本人確認以外にも機密保持確認や電話確認のチェック項目もあります。本人確認をしていない場合、アカウントを複製して地雷案件を発注しているアカウントである可能性が高いため注意してください。
ちなみに、アカウントを複製する理由は、トラブル発生時に簡単にアカウント自体を処分するためです。
仕事の依頼文が短い場合、要注意!
ランサーズの仕事の依頼文が短い場合、地雷案件である可能性が高くなります。たとえば、「1記事2000文字1万円。」とだけ依頼文に書かれていた場合、文字単価の良さから応募したくなりませんか?
トラブルになりたくないのなら、提案しない方が良いでしょう。しかし、クライアントが仕事の依頼に慣れていない可能性があります。興味がある場合は、メッセージを送ってみましょう。信頼できる人である場合は、受注しても構いませんが、リスクが高いことを忘れてはいけません。
単価が異常に高い場合、要注意!
ランサーズでは、高単価なお仕事が一般公開されていることがあります。ちなみに、ランサーズにおけるライターの高単価のお仕事とは、1文字5円以上の案件です。これほど単価が高くなれば、ランサーの提案数も20件~60件、もしくはそれ以上の提案が集まります。
この場合、よく依頼文を確認してください。すると、「1文字5円以上のお仕事を受けていただく前に、テストライティングをお願いしています。テストライティングに合格すれば、1文字5円の仕事を受けていただきます。」と書かれているケースが多いです。
これは、最終的に報酬が未払いになる地雷案件なので注意してください。どのような経緯で未払いになるのかは、次の具体事例で確認しましょう。
【実例】ランサーズで遭遇した地雷案件
600回以上の仕事をする中で、何度か地雷案件を受注してしまったことがあります。ここでは、具体的にどのような地雷案件に遭遇したのか実例をご紹介します。
高単価案件のテストライティング詐欺
ある日、このようなお仕事の募集がありました。
【募集内容の要約】
- 月間100万pv上場企業メディア運営のお仕事です
- 文字単価は、1文字5円
- 案件は金融
- テストライティングあり
「上場メディアで媒体も大きく、文字単価が高いため仕事をしてみたいな。」や、「金融案件だから、文字単価が高くて当たり前。」と思った方は、地雷案件で騙される可能性が高いです。
冷静さを失って提案文を送信すると、「1文字5円のお仕事をしていただく前に、テストライティングをしていただきます。こちらのキーワードの記事を作成して送ってください。」とメッセージが送られてきます。
その際、正式にライターに選ばれるため、契約を交わさずにテストライティングを行います。記事を納品すると、一切連絡がありません。
すでに、お分かりの通り、テストライティング詐欺に遭った事例です。
本来なら、「テストライティングでも1文字5円、もしくは1記事5000円は最低でも払ってください。」と伝えるべきでした。しかし、将来1文字5円のお仕事を受注できれば、問題ないと考え、何も伝えませんでした。これがすべての原因です。
おそらくクライアントは、テストライティングによって無料で記事を集めようとしたのでしょう。騙される結果になっても、この記事は、処分してはいけません。納品した記事は、ライターの仕事実績に掲載し、再利用しましょう。次のお仕事につながりやすくなります。
受注後に、依頼内容が変わるトラブル
あるクライアントから「このような記事を書いてほしい。」といわれました。仕事が完了したため、納品しました。すると、クライアントはこのようなことを言いました。
「記事は、あなたのメディアで公開してくれるのではないのですか?」
思わず、びっくりました。そのようなことを一言も言った覚えがないからです。おそらくクライアントが勝手に思い込んでいたのでしょう。その後、クライアントは、「お金は払いません。」と言いだしました。
ランサーズ事務局に相談しても「お互いに相談して解決してください。」との説明があるばかりで何も解決しません。そのため、ランサーズの強制決済機能を使って、決済しました。ランサーズのエスクロー制度に助けられた瞬間でした。
ランサーズの地雷案件は、はっきりと断ろう
ランサーズの地雷案件に遭遇した際、多くの方が「低評価をつけられたくない!」と考えて、上手く仕事を断れません。低評価を受けるくらいなら理不尽な指示でも従ってしまいます。しかし、このような考え方は、ランサーの損失が大きくなるだけです。事前に、はっきりと仕事を断ってしまいましょう。
地雷案件は、損小利大で乗り越える
株式投資の世界では、昔から損小利大という考え方があります。損小利大とは、損失を小さく抑え、利益を大きく伸ばす考え方のことです。いつまでも悪質なクライアントと付き合っていると、他の仕事を受注できなくなるため損失が大きくなります。
たとえ評価1を付けられることになっても、はっきりと仕事を断りましょう。私は、600回以上の取引を行っていますが、何度か低評価がついていても、特に大きな影響はありません。一時的に評価1の実績がプロフィールに掲載されますが、仕事を重ねていけば後ろの方に隠れます。
地雷案件に遭遇しても損小利大の考え方を忘れず、まじめに実績を積んでいけば1000万円以上を稼ぐことができているので一緒に頑張っていきましょう。
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