モバイルモニターを購入する際は、様々な情報をしっかり確認しなければなりません。自分が重視しているポイントがどこにあるのか、どの用途で利用することを想定しているのか考えて、最終的に使いやすいモバイルモニターを選びましょう。
この記事では、モバイルモニターを購入する際に検討するポイントを説明します。
モバイルモニターを購入する際に確認すべきポイント
モバイルモニターは、販売されている商品に様々な情報が掲載されています。その中でも、特に確認しておきたいポイントは以下の通りです。
・画面サイズ
・重量
・電源供給方法
・映像入力方法
・画質
・液晶パネル
・付属品
・価格
これらのポイントを確認し、最終的にどのモバイルモニターを購入するか決めましょう。
ここからは、モバイルモニターを購入するする際のポイントを詳しく説明します。
画面サイズ
モバイルモニターで最も重要な項目は画面サイズです。様々なサイズが販売されていますが、市場でよく見かけるサイズは以下の通りです。
・13.3インチ
・15.6インチ
この2つについては、多くのモバイルモニターが販売されています。一方で、他のサイズのモニターは種類が少なく、選択肢が狭まります。
大型のモニターを購入する場合は15.6インチを中心に、小型のモニターを購入する際は13.3インチを中心に探すといいでしょう。
重量
重量は、モバイルモニターを外出先で利用する際には重要な項目です。
モバイルモニターは、使っている素材や画面サイズによって重量が変わります。小型のモバイルモニターで、軽い素材を利用しているものであれば、外出先でも気軽に持ち運びが可能な重量に抑えられています。500g以下であれば、外出先でも重量を感じずに使えるでしょう。
一方で、大型のモニターは1kg以上となる製品も多いため、外出先へ持っていくのが困難となる場合もあります。
電源供給方法
電源の供給方法は、モバイルモニターを使う際には重要な項目の1つです。
モバイルモニターは、以下の方法で電源を供給するタイプが多くなっています。
・USBによる電源供給
・ACアダプターによる電源供給
この2つが主体となります。近年増えているのがUSBによる電源供給タイプで、モバイルバッテリーやパソコンのUSB端子を利用して電源を供給できる形式です。USBは使い勝手が良く、外での利用にも適しています。
一方でACアダプターの場合、コンセントがなければ外出先で利用できません。また、ACアダプターを利用する形式は消費電力が増える傾向もあり、電気代の支払いに影響します。外出先での利用や消費電力を抑えるのであれば、USB形式を選んだほうがいいでしょう。
映像入力方法
映像入力方法は、モバイルモニターを使う際に確認しておきたいポイントです。
基本的にHDMIを採用しているものが多くなっていますが、モバイルモニターの場合は小型のHDMIで映像を入力させる傾向が多くなっています。この入力には、専用のHDMIケーブルが必要となりますが、大半の場合は商品と一緒に付属しています。
ただ、かなり前に作られたモバイルモニターの場合、HDMI以外の形式で入力するものがあります。特にD映像端子を利用しているタイプは、ゲーム用のモニターとして使えない点に気を付けてください。
画質
モバイルモニターの重要なポイントの1つが、画質に関わる情報です。
あまり画質を重要視していないなら確認しなくても構いませんが、ゲーム用のモニターや画質が必要な用途に使うのであれば、最低でもHDRとフルHDを採用しているモデルを購入したほうがいいでしょう。採用していないモデルは画質が劣ってしまいます。
また、より高画質な映像を希望している場合は、2Kや4Kと書かれたモニターを購入してください。4Kはとても綺麗な映像が見られますし、2Kでもゲームには十分な画質が提供されます。
液晶パネル
利用している液晶パネルの種類も確認したほうがいいでしょう。
近年はIPSパネルを採用していますが、光沢を持つものと持たないものがあります。光沢を持たないものをノングレア液晶と呼びますが、ノングレア液晶のほうが光の反射等による見づらささがなくなるため、外で利用しても映像が見やすくなるでしょう。
また、タッチパネルでの操作を想定している場合は、タッチパネルに対応しているモバイルモニターを購入してください。特にスマホゲームをモバイルモニターに映して遊ぶ場合は、タッチパネルが絶対に必要です。
付属品
付属品は確認できる範囲で調べたほうがいいでしょう。
まず、モバイルモニターを動かすために必要なものは以下の通りとなります。
・HDMIケーブル
・電源ケーブル(USBも含む)
この2つが必要となりますが、必ず付属品として付いていますので安心してください。
他に重要なものとして、モバイルモニターのスタンドが付属しているかを確認してください。スタンドが付属していないものは、スタンドを別売りで購入しなければなりません。一方で、スタンドが付属している製品であれば、付属品を使うだけでモニターを立てられます。
解像度
最後に解像度のチェックです。
解像度は1080pが主体となっていますが、過去に販売されたモバイルモニターは720pまでしか対応していないものもあります。値段が安くなっているモバイルモニターは、解像度が劣っていないかチェックしておきましょう。
まとめ
モバイルモニターを購入する際は、紹介した項目をしっかり確認しておきましょう。他にも値段や発送先、製造している国をチェックしておけば、より安心してモバイルモニターを購入できるようになります。
自分が求めている用途に合わせて、どのようなモニターが必要なのか、1つ1つの項目をチェックして確認するように心がけてください。
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