Booking.comとは、ホテルなどの宿泊施設を中心として旅行予約がオンラインでできるサービスのことです。
Webとアプリからサービス利用できます。
宿泊予約コンテンツはいくつかありますが、その中でも世界最大の利用実績を持っています。Booking.comの本社はオランダのアムステルダムにあります。
トゥウェンテ大学で情報工学を専攻していた学生が友人とのディナーの中で着想して、大学卒業後に設立したのがルーツです。
設立してから2年間は創立者一人で運営していたのですが、世界中に拠点を置く大企業に成長しました。
日本では2005年に開設されました。その後、2009年に東京に事業所を開設して、2020年現在、東京のほかにも札幌と大阪、福岡、那覇にオフィスを展開しています。
外資系OTAが運営する日本語Webサイトもほかにありますが、最も長い歴史を持っているのがBooking.comです。
Booking.comの登録方法と会員特典
Booking.comの利用は、会員登録していなくても可能です。
しかし、会員登録するといろいろな特典が受けられるのでおすすめです。登録方法は簡単です。
Eメールアドレスとパスワード設定の欄が出てくるので、入力して「新規登録」をクリックします。
しばらくすると登録したメールアドレスにメールが届きますので、「アカウント登録・変更の承認のお願い」というメールの「確認」をクリックします。
これで認証作業は完了です。
会員特典「Geniusプログラム」とは?
Booking.comに会員登録することで受けられる特典の一つに、まずはGeniusプログラムのお試し利用ができるというのがあります。
このプログラムは通常、Booking.comで5回以上宿泊した人を対象にしたプログラムです。対象ホテルの宿泊料金が10%割引など、いろいろなサービスが受けられます。
ほかにも、プライベートセールに参加できるのもおすすめの理由です。
Booking.com会員に限定されたイベントで、最新情報はメルマガなどで確認できます。場合によっては、最大50%宿泊料金がオフになるようなイベントが開催されることもあります。
Booking.comの会員特典として、友達紹介キャンペーンに参加できる点も見逃せないところです。紹介したい人に招待リンクを発行します。そのリンクを通じて初めて予約してホテルを利用すれば、あなたと友達はそれぞれ2000円分のキャッシュバックが受けられます。
このようにいろいろな特典が付いてくるので、Booking.comを何度も利用しようと思っているのであれば、忘れずに会員登録しておきましょう。
Booking.comの検索方法と好みの宿を探すためのポイント
Booking.comで泊まりたいホテルを探すためには、検索機能を活用します。検索方法はそれほど難しくはありません。
行先とチェックインとチェックアウトの日にち、客室、大人と子供の人数、旅行目的を入力するだけです。ちなみに、旅行の目的は出張・レジャーのいずれかから選択します。
もし観光地に近いなど立地条件にこだわるのであれば、地図をクリックしましょう。そうすると、地図上でホテルの場所を確認できます。
駅に近いなどこだわりの条件で探したければ、地図機能を活用したほうがいいです。
また、並べ替えという項目があります。こちらをクリックすると、口コミ順やホテルラン順、セール順、評価順など、自分のこだわりの条件で表示を変えられます。
絞り込みというところをクリックすると、宿泊料金の価格帯や無料キャンセルできるホテルなど、指定された条件に合致するホテルだけを表示できます。
Booking.comで自分好みのホテルを見つけるためには?
自分の好みのホテルを見つけようと思っているなら、押さえておくべきポイントがいくつかあります。
まず部屋の写真が掲載されているので、こちらをチェックしましょう。部屋の広さや雰囲気、清潔かどうかなど把握できます。
ホテルそれぞれに説明文が書かれていますが、その中の設備についてもチェックしておくといいです。空港シャトルがついていると、海外出張した際、自分で乗り物を探すことなく直行できます。
また、無料Wi-Fiがついていると、部屋に戻ってきてからパソコンを使ってメールを出すなどの作業も可能です。
Booking.comには口コミの評価も出ているので、チェックしておきましょう。
口コミスコアの点数が高ければ高いほど、おすすめのホテルであることがわかります。少なくても7以上あるホテルの中から選ぶといいでしょう。8以上の評価があるホテルは評判で、満足度も高いです。
逆に、6以下のホテルは正直言って微妙なところが多くなりますから、過度の期待は禁物です。
評価に関係なく、極端に口コミ投稿数の低いホテルもリスキーですから、あまりおすすめできません。
個別の口コミも、時間があればチェックしておきたいところです。よかったところだけでなく、マイナスポイントも率直に書かれているので、宿選びの参考になるでしょう。
立地条件を重視するのであれば、Googlemapと併用するのもおすすめの方法です。
住所が書かれているので、これで空港や中心部までのアクセスを把握しておきましょう。
住所の欄をクリックすると、下に「住所をコピー」という項目が出てきます。ここをクリックしたら、住所がコピーされます。
次に、Googlemapにアクセスして、貼り付ければ住所をすぐに検索できます。経路をクリックして、空港や駅名を入れれば、経路と所要時間がわかります。
Booking.comの予約方法
宿泊したいホテルが見つかったら、そのホテルのページを開きます。そして、空室状況を確認しましょう。
もし宿泊したい日に空室があるようなら、ベッド数を選択して、右端にある「予約する」ボタンをクリックしましょう。あとは予約するみなさんの情報を入力します。
Booking.comに会員登録している場合は名前などの情報をすでに設定しているので、右下にある「続ける」ボタンをクリックしましょう。
全ての手続きが完了したら、予約の最終確認ボタンに移行します。予約手数料はかかりません。
しかし、予約の保証をするため、クレジットカード情報を登録しなければなりません。
情報漏洩が心配な人もいるかもしれませんが、Booking.comはセキュリティはきちんとしています。情報漏洩の心配はまずないと言っていいでしょう。
予約条件や利用規約に同意して、下部の「このドミトリーベッドを予約する」ボタンをクリックします。これで予約手続きは完了です。
会員登録している場合、登録したメールアドレスに予約内容を確認するメールが届きます。こちらで問題ないか、いま一度確認しておきましょう。
ほかのオンライン宿泊予約サイトと比較しても、それほど手続きは難しくないはずです。
Booking.comの支払方法
Booking.comを利用して予約した場合の支払方法ですが、いくつか用意されています。
前払い不要
「前払い不要」とは、ホテルに行ったときに宿泊料金を支払う方法です。しかし、予約手続きの時に、保証のためにクレジットカード情報を入力しなければなりません。
クレジットカード不要
「クレジットカード不要」とは、予約手続き時にクレジットカード情報を入力しなくてもいい支払方法です。クレジットカードを一切持っていない人が手続きをする際に利用しましょう。
ただし、海外のホテルの場合、クレジットカード不要で予約できる宿泊施設となるとかなり狭まりますので、その部分は理解しておかないといけません。
海外ホテル利用時の「デポジット」と「事前承認」
海外のホテルの場合、予約の段階で宿泊料金を前払いする「デポジット」、宿泊料金分のクレジットカードの枠の仮押さえをする「事前承認」という方法もあります。
デポジットや事前承認が必要なホテルの場合、部屋の確認事項にその旨が明記されているはずです。この部分を確認したうえで、予約手続きを進めましょう。
キャンセルポリシー
Booking.comでは基本的に、予約をキャンセルしたり日程変更したりすることは可能です。ちなみに、キャンセル可能であれば、宿泊施設の情報欄に「キャンセル無料」と表示されるはずです。
もし今後スケジュール変更でキャンセルする可能性があれば、キャンセル無料の宿泊施設の中から候補を絞り込むといいかもしれません。
しかし、一部宿泊施設では「キャンセル不可」というところもあります。
予約の段階で表示される施設情報のところに、先ほど紹介した「キャンセル無料」が明記されていない場合はキャンセルできない、すなわち宿泊代金が返金されないと思ってください。
キャンセル不可の場合、予約の変更もできないので、手続きする際には慎重に判断したほうがいいです。
キャンセル無料と書かれているところでも、どのようなケースでも無料になるわけではないです。無料でキャンセルするための条件を設けているところもあります。
例えば、「1日前まではキャンセル無料」などです。この期限を過ぎてからキャンセルした場合、宿泊料金は返金されません。
Booking.comに登録している宿泊施設の中でもキャンセルポリシーが異なります。よく内容を確認したうえで手続きを進めましょう。
まとめ
Booking.comは国内外多くのホテルや旅館が登録されているので、より多くの選択肢の中から自分の好みの宿を見つけられます。
予約方法についてはそれほど難しくないので、初めて利用する際にもそれほど戸惑うこともないでしょう。
会員登録しなくても予約はできますが、特典もいろいろとついてくるので、会員登録してから予約するのがおすすめです。
キャンセルについては、宿泊施設ごとで取り扱いが異なります。場合によっては返金対応してもらえないこともありますので、施設情報を確認のうえで手続きを進めましょう。